中国遠洋総合科学観測船「科学」号の科学観測隊員は28日、マリアナ海溝南側の海山で、彩り豊かなサンゴの林を10カ所近く発見した。中ではさまざまなサンゴやサンゴモドキが集まって生息し、極めて珍しい「海底の花園」のような景観を作っていた。新華社が伝えた。
遠隔操作無人潜水艇「発見」号は同日、海山の東の山腹から登り、海底生物及び岩石の調査と試料採取を行った。「発見」号が水深約880メートルからリアルタイムで伝送した高画質動画には、彩り豊かな「海底花園」が映っていた。さまざまな種類のサンゴがあるほか、サンゴの林の中には、海綿動物、クモヒトデ、コシオリエビなどが生息していた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年5月29日