2019年中日青年科学技術関係者交流計画がスタート

訪中団第一陣が北京、太原、福州を訪問

人民網日本語版 2019年06月27日14:31
2019年中日青年科学技術関係者交流計画がスタート

2019年「中日青年科学技術関係者交流計画」の日本訪中団が24日、北京に到着し、6日間の旅をスタートさせた。訪中団一行は、清華大学や北京大学、中関村などを訪れた後、2つのグループに分かれてそれぞれ山西省太原市と福建省福州市に赴き、現地の大学や科学研究機構、現地の有名企業を視察し、中国の地方文化を体験する。また中国科技部(省)は24日夜、90人以上からなる訪中団を歓迎するレセプションパーティを開いた。人民網が伝えた。

中国科技部国際協力司の葉冬柏・司長は、挨拶において、「中日青年科学技術関係者交流計画の実施が始まって以来、日本の科学技術者が中国を訪れ交流するルートが一層拡大し、参加者の数も増加の一途を辿っている。2018年末の時点で、日本政府部門や著名科学研究機関、大学など各組織に所属する優秀な青年科学研究関係者・管理者合わせて336人が中国を訪れた。訪中団のメンバーは、中国における科学技術発展状況を身近に理解し、中国の経済・社会・科学技術発展に対する理解を含め、中国側の科学技術関係者との交流を通じて、双方の相互理解をより深め、深い友情を築き、中日両国の科学技術協力のさらなる展開のための民意の強力な基礎を打ち立てた」と述べた。

中日科学技術交流事業に20数年間携わり、今回の訪中団団長を務める日本科学技術振興機構(JST)中国総合研究・さくらサイエンスセンター(CRSC)の沖村憲樹上席フェローは、「日本の今後の発展は、中国との交流・協力と切っても切り離せないことを深く感じている。特に、人と人との交流は極めて重要であり、訪中団のメンバーが、この数日間で得た貴重な体験や大きな感動を、今度は、真実の中国という形で日本の人々に伝えてくれることを切に願っている」とコメントした。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年6月27日

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