第24回円明園ハスの花祭りが先ごろ予定通り開幕した。今年はなかなか目にすることができない「双頭蓮」が咲いたほか、円明園で出土した実から栽培されていた「いにしえのハス」も花を咲かせるのではないかと期待されている。北京日報が伝えた。
数十年の造営を経て、現在では、円明園内のハスの植栽面積は合計で約67ヘクタール以上となり、品種は300種類以上に達している。
ハスの花祭り開幕を前に、今年はすでに「双頭蓮」が花を咲かせていた。1本の茎に二つ花を咲かせた「双頭蓮」は吉祥や素晴らしさを象徴しており、それぞれの花にがくがあり、それが花茎の上で一つにつながっている。これは自然の形状で、人工で栽培したものでもなく、遺伝もしないため、極めて珍しいとされている。
円明園の東に位置する長春園の東南隅にある如園では、遺跡発掘調査の過程で11粒のハスの実が発掘された。円明園で発掘調査を始めて以来、ハスの実が発掘されたのはこれが初めてだった。この11粒のハスの実は中国科学院植物研究所に送られ、科学的管理と研究鑑定が行われた。最終的にそのうち3粒を年代鑑定の対象とし、残りの8粒を栽培実験の対象とすることが決まった。
中国科学院専門家がモニタリング研究と丹精込めた世話を行った結果、実をまいた後6粒のハスが芽を出し、2018年8月末に実験用鉢の中で葉を茂らせ、地下茎も成長した。この6粒の実から育てられた「いにしえのハス」は温室で冬を越し、今年4月に温室からハス池に移植された。今年夏には花を咲かせることが期待されている。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年7月4日
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