杭州の高速道路交通警察、ビッグデータで疲労運転対策

疲労運転の問題に対処するため、浙江省杭州市高速道路交通警察と中交興路IoV（自動車のインターネット）ビッグデータプラットフォームが協力し、IoVビッグデータによるスマート疲労運転対策の干渉システムを発表した。新華網が伝えた。

同システムはトラックの走行時間の長さ、スピード、ルートなどの多元的な運転行為をリアルタイムで分析することができ、システムがシステム閾値に合致するトラックが間もなく「疲労対策駐車エリア」に到着することを確認すると、プラットフォームは自動的に音声で注意を促し、同エリアに入り心を落ち着け休息するよう促す。これにより疲労運転による交通事故を効果的に減らすことが期待される。

同システムは交通管理業務の「データ収集・データ保存・データ計算・データ応用」に対して、整ったビッグデータサービス閉ループを構築する。

北斗衛星測位システムを使い車両の走行データをリアルタイムで取得し、クラウドでリアルタイムのデータ分析を行う。これによりトラックの運転時間、道路、状態などの情報を判断し、トラックの運転行為をスマートにモニタリングし、長時間運転車両にマーキングをし、重点的な管理を行う。マーキングされたトラックが「疲労運転対策駐車エリア」の事前判断電子柵の中に入ると、システムはリアルタイムで音声の疲労対策注意情報を伝え、駐車を促す。疲労運転などの危険運転行為に能動的に干渉する。これによりポイントツーポイントの正確な注意・干渉を実現し、トラックの高速道路における夜間疲労運転の問題を効果的に解消している。（編集YF）

「人民網日本語版」2019年8月21日