黄色いバラのように見える新種の白菜、ビタミンが豊富

人民網日本語版 2019年08月22日14:18

南京農業大学の侯喜林教授の研究チームは、全体的に黄色いバラのように見える白菜の品種を育成した。葉の色は黄緑色で、ビタミンCが豊富だ。さらに葉カビ病や黒斑病などの複数の野菜の「難病」を効果的に防ぐことができ、氷点下9.6度の真冬でもすくすく成長する。また2−6度の低温環境の場合、気温が低いほど葉が黄色くなり、カロチンが豊富になる。科技日報が伝えた。

侯氏によると、この白菜の種子のコーティングは、独自開発した天然コーティング剤を使用しており、発芽率を100%に高めている。3日内の発芽率は99.6%で、国の最低発芽率基準を14.6ポイント上回っている。コーティングされた種子は元の形状を維持できるだけでなく、環境の変化や病気に対しても明らかに強くなる。発芽のペースが上がり、生産量が拡大する。

この新型コーティング技術は作物のデンプンで膜を作る。イニシエーターはビタミンCで、殺虫・殺菌剤はマトリン。包装には先進的なUVコーディング設備を使用し、すべての袋詰の種子に2次元コードを与える。これにより2次元コード情報の偽造防止とトレーサビリティを実現し、すべての袋に個別のコードを付与することになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年8月22日

  

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