
南京農業大学園芸学院蓮の花研究チームが6日に明らかにしたところによると、専門家らは花弁が多く観賞価値の高い、花瓶の中で長持ちする生花専用の蓮の品種十数種類を育成した。伝統的なピンク色だけではもはや不十分になっており、専門家らの育成により、赤・黄・緑・白・紫などの花が咲き誇っている。科技日報が伝えた。
色と花弁の形を豊富にし、花瓶の中で長持ちさせることで、蓮の花をその他の花のように栽培できるようにするにはどうすべきか。同チームの徐迎春教授によると、観賞類の花は色が豊富で、形が多様でなければならない。そこでチームはアメリカ大陸の黄蓮を導入し、これを中国の伝統的なピンク色の蓮の花と掛け合わせ、赤・黄・緑・白・紫などの蓮の花を育成した。「将来的にはブルーの蓮の花も育成したい」。
私たちがよく目にする蓮の花は形が単一的だが、専門家らはこのほど新たな形を育成した。徐氏は「従来の蓮の花は単弁が20枚で、半単弁の一部の雄しべが花弁になり、20−50枚ある。重弁はすべての雄しべが花弁になり、およそ100枚ある。千弁は雌しべも雄しべも花弁になり、1000枚ある」と説明した。
チームの改良により、蓮の花、花托、葉がいずれも生花に使用できるようになった。花瓶で長持ちするように、専門家らは蓮の生花専用の鮮度保持液を開発した。これにより蓮の花の鮮度を5−7日延長できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月7日
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