タイ文化省のイッティポン・クンプルム大臣は8月29日、中国陝西省文物局とタイ文化省芸術庁が共同で主催する「秦兵馬俑展」が、9月15日からタイで開催されることを発表した。新華社が伝えた。
イッティポン外相は記者会見で、「秦の兵馬俑は『世界の8番目の不思議』と呼ばれ、世界中の人々がこの不思議をこの目で見てみたいと願っている。秦の兵馬俑は40以上の国と地域で展示され、極めて大きな成功を収め、大いに注目された」と述べた。
今回の「秦兵馬俑展」はタイで初となる開催で、会期は12月15日まで。一級文化財17点(セット)を含む計86点(セット)の文化財が展示される。タイ側では、少なくとも20万人の参観者を見込んでいる。
中国駐タイ大使館の常禹萌文化担当参事官は、「秦兵馬俑展はどこで開催されても現地で大きな反響を呼んでいる。今回の展覧会は、中タイ友好実務協力の深化と双方の文化交流増進にとってプラスになるだろう」と述べた。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年9月3日