新中国成立70周年

中国の臓器提供数と移植手術件数がいずれも世界第2位に

人民網日本語版 2019年10月10日15:33

国家衛生健康委員会が北京で9日に発表した2018年「国家医療サービス・品質安全報告」(以下、報告)によると、中国の臓器提供数と移植手術件数はいずれも世界で第2位、アジアで首位であることが明らかになった。

報告の概要は以下のとおり。

2018年末の時点で、全国には106ヶ所の臓器獲得機関(OPO)があり、臓器提供数は5万2千件を上回った。このうち、2018年に国民の死亡後に臓器が提供されたケースが6302件、実施された臓器移植手術は2万201件、臓器移植の87.97%は、死亡した人々からの提供となっており、12.03%は家族からの生体移植だった。

現在、世界的に行われている臓器移植手術は中国でも全て実施されており、肝臓や心臓、肺移植など多くの単臓器の移植件数は世界トップレベルにあり、心蔵/肺、すい臓/腎臓など複数臓器の移植手術も国際レベルに達している。また、自家肝移植技術、出血量抑制肝移植技術、子供の肝移植、腎臓移植技術などの一部臓器移植技術は、世界をリードしている。

移植後の生存率といった質に関する指標は、すでに国際レベルに達しており、一部指標では国際レベルをはるかに上回るまでとなった。2018年、中国で行われた肝臓移植手術件数は6272件、2015年(2620件)比139%増加した。腎臓移植手術件数は1万2948件で2015年(7040件)比84%増。心臓移植手術件数は487件で2015年(279件)比75%増、かつ術後30日後の生存率は93.9%と、国際平均レベル(90.4%)を上回っている。肺移植手術件数は403件で2015年(118件)比241%増加した。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年10月10日

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