第6回世界インターネット大会・閣僚フォーラムでスマート社会構築を検討

人民網日本語版 2019年10月18日15:17

第6回世界インターネット大会・閣僚フォーラム(Ministerial forum of the WIC)が20日午後、浙江省鳥鎮で開催される。複数の国の閣僚や国際組織の責任者、国際的に著名な専門家などが出席し、「スマート社会と持続可能な発展」をテーマに、提言と交流を行い、世界のスマート社会の発展の現状や今後の持続可能な発展の見通しについて意見を交換する。人民網が伝えた。

人民日報社が主催、中国インターネット発展基金会と中国電信、人民網が協賛する同フォーラムは、代表による挨拶、ゲストによる円卓会議、インタラクティブなどが行われる予定で、ゲストはスマート社会のビジョンやロードマップ、スマート社会を構築するうえでの政府の役割、スマート社会が持続可能な発展をサポートなどを議題に、意見を交換していく。

デジタル経済が発展し、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、クラウドコンピューティングなどの技術が成熟し、応用されるようになっており、社会生活のスマート化が引き続き進むのは必至の情勢だ。閣僚フォーラム開催が、スマート社会の今後の発展のうえで、大きな推進的な役割を果たすことは間違いなく、ゲストたちは卓越した見解を披露し、スマート社会を構築するために新しいアイデアを提供してくれることだろう。

現在の世界において、情報技術のイノベーションは日進月歩で、デジタル化、ネットワーク化、スマート化が、経済と社会の発展において大きな流れとなっており、スマート社会の構築は、経済と社会の発展、国民の間で日に日に大きくなるもっと素晴らしい生活を送りたいという願いを満たすうえで、重要な意義を備えている。

中国のスマート社会構築は、今まさに新たな段階に突入している。中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の報告で、「スマート社会」という概念を正式に打ち出しており、科学技術強国、品質強国、宇宙強国、インターネット強国、交通強国、デジタル中国などと共に列挙されている。専門家は、中国は今後、スマート社会の構築にさらに力を入れていくことになると予想している。

ではスマート社会とはどのような社会なのだろうか?発展の過程における政府の役割をどのように定義すればよいのだろうか?スマート社会が持続可能な発展における重要な価値はどこに体現されるのだろうか?第6回世界インターネット大会開催期間中に開催される閣僚フォーラムでこうした問題に対するいくつかの答えが出されるだろう。

「スマート社会」という概念は、「スマートシティ」という概念を発展させたものとなる。今年のフォーラムのテーマをめぐり、中国内外のゲストたちはスマート社会の構築が新型スマートシティの建設を促進することや人間本位の持続可能な発展を実現することの重要な意義などについて意見を交換し、情報化の今後の発展の方向性を整理していく。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年10月18日

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