中国工業・情報化部(省)が明らかにしたところによると、中国の情報通信業の運営は今年第1-3四半期、全体的に安定していた。前年の不変価格で計算すると、第1-3四半期の電気通信事業量は前年同期比23.9%増となった。人民日報が伝えた。
事業収入を見ると、電気通信事業の第1-3四半期の収入は累計で9914億元(1元は約15.4円)。データ及びインターネット事業の収入の伸び率は比較的安定していた。固定資産の価値の増加とその他の収入は高い伸び率を維持した。
電気通信ユーザーの発展を見ると、4Gユーザーが占める割合が安定的に拡大している。9月末現在の4Gユーザー数は12億6400万人で、携帯電話ユーザーの79.1%を占めた。ブロードバンドユーザーの高速化が進んでいる。9月末現在の接続速度100M以上の固定インターネットブロードバンドユーザー数は3億6200万人で、全体に占める割合は前年末比10.2ポイント増の80.5%にのぼった。
通信保障能力は第1-3四半期に引き続き向上し、光ファイバーのポートの割合が次第に拡大した。9月末現在の全国ブロードバンド接続ポート数は前年同期比6.4%増の9億1300万個。また光ケーブルの距離は2桁台の成長率をキープした。第1-9月に全国で新設された光ケーブルは329万キロで、前年同期比12.5%増の総延長4646万キロに達した。モバイル通信基地局数は計808万カ所で、うち4G基地局が64.2%を占めた。5G商用化は上々の滑り出しで、大手通信事業者3社は9月末現在、全国で5G基地局を8万カ所以上開設している。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年10月31日