2日、湖北省交通庁と武漢市政府の主催、中鉄大橋局や中鉄大橋観測設計院などの機関の実施による「2019年中国橋博会」が武漢で開幕した。世界各地から50人以上の橋梁専門家と2千人あまりの業界関係者が同会に出席、橋梁科学技術の革新と発展をめぐり意見を交わした。新華社が報じた。
中鉄大橋局の劉自明董事長は、「悠久たる長江に架かった初めての橋である武漢長江大橋の竣工・開通から、今年10月に開通した武漢楊泗港長江大橋にいたるまで、四川省宜賓市合江口から上海市呉淞口までの総距離2940キロメートルの長江主流には、すでに115基の橋梁が建設された」と紹介した。
この長江大橋115基を機能別にみると、道路・鉄道共用橋が9基、鉄道橋が9基、道路・軌道交通共用橋が4基、歩道橋が2基、パイプライン橋が1基、その他はすべて道路橋となっている。
また、国家鉄路集団有限公司の呉克非副エンジニアは、「現在、中国の高速鉄道橋はすでに3万基、総距離は1万8千キロメートルをそれぞれ上回った」と紹介した。
「人民網日本語版」2019年11月4日