日本政府、国際オリンピック委員会(IOC)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、東京都による4者協議が1日に日本・東京で行われ、五輪のマラソン・競歩について、暑さ対策として、開催地を北海道札幌市に移転することが最終的に決定した。中国新聞社が伝えた。
東京都の小池百合子知事は、「移転には同意できないが、IOCの決定は妨げない」と述べた。
五輪開幕まで9ヶ月しかない時期に開催地の移転をいきなり決定することは実にまれだ。IOCによると、「今回の突然の調整には理由がある。先に(カタールの)ドーハで行われた陸上の世界選手権では、暑さのためマラソンと競歩で途中棄権者が続出した。五輪期間の東京は高湿度・高温になるため、選手の生命や健康を守るという観点から、IOCは比較的涼しい札幌市での開催への変更を決定した」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年11月2日