別の「ネット有名猫」である「敖◆(アオバイ、◆は口へんに拜)」は、全身が長い毛で被われている。普段は景仁宮の入り口にある長椅子の下にいることが多く、とてもすばしこく、ネズミを捕まえるほかにも小鳥を時折捕まえて食べている。
故宮出版社クラウドファンディングページのスクリーンショット
茶色と白のぶち猫「金宝(ジンバオ)」は、あどけなくて可愛らしいだけではなく、商品PR力もずば抜けて高い。「金宝」のイラストがデザインされた故宮限定版の手提げバックは、発売後500個がたちまち完売したという。
故宮の猫「金宝」(故宮出版社動画のスクリーンショット)。
今では、これらの故宮猫たちは、観光客にとって故宮の「移動する観光スポット」になっている。ツンとすました猫も、のんびりと可愛らしい様子の猫も、この雄壮かつ美しい古建築を見守り続けており、今日の故宮をより親しみやすく、趣があるものにしている。
あなたも故宮に猫を探しに行きたくなったのでは?
「人民網日本語版」2019年11月6日