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故宮出版社が主催する「故宮のネコファミリー」シリーズ図書の発表会が4日、北京で開催された。「故宮のネコファミリー」シリーズ絵本は、故宮出版社が打ち出した初の故宮のネコをモチーフにした絵本で、文化クリエイティブグッズ「故宮のネコファミリー」シリーズの第一作でもある。中国新聞網が報じた。
近年、故宮が大人気となり、そこに住みついているネコたちも大きな話題となっている。ネコは日中、故宮の黄色い屋根や赤い壁で囲まれた細い道に出没し、それが故宮ならではの景色となっている。そして、夜になると、ネコたちは活発になり、「ネズミ探しモード」に入って、パトロールを開始。故宮を守ってくれている。ネコたちは故宮に活気をもたらしているだけでなく、歴史ある建築物を保護する役割も果たしてくれているのだ。
「故宮のネコファミリー」シリーズ絵本は、子供たちがなじみやすいスタイルで、故宮に住み着いているネコたちの物語を描いている。故宮のネコたちは楽しそうに紫禁城の中を歩き回ったり、ゲームをしたり、伝統的な祝祭日を祝ったりしており、これまでとは少し違った角度から故宮の素晴らしさを知ることができる。
シリーズ絵本は、内容が豊富で、楽しく読めるだけでなく、子供たちはそれを通して中国の伝統知識を学ぶこともできる。子供たちはネコの物語を読むことで、故宮を知り、故宮を好きになり、そして故宮を守りたいという気持ちを持つことができるようになる。両親と故宮を訪れた時には、絵本の中の物語に出てくるネコを探しながら見学することもできる。その他、スマホを通して、絵本の各イラストを描く過程を見たり、絵本に出てくるかわいいネコたちと写真を撮ったりすることもできる。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年11月5日
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