中国科学技術大学によると、同大学工程科学学院熱化学・エネルギー工程学部の夏維東教授の研究チームは協力者と共に、「磁気分散アークによる大面積・熱均等プラズマを使ったグラフェン合成」(以下「同技術」)の新方法を開発した。エネルギー消費量が多い、または製品の均等性が低く、生産の安定性が不足するといったホットプラズマ工法のボトルネックを解消し、大規模で連続的な生産を実現する見通しだ。この研究成果はこのほど専門誌「炭素」に掲載された。科技日報が伝えた。
グラフェンは未来の革命的な機能・構造材料とされている。エネルギー環境、バイオ医学、電子機器、化学工業、航空・宇宙などにおいて重要な応用が可能だ。高周波誘導加熱とマイクロ波加熱プラズマを使ったグラフェンの生産はエネルギー消費量が多く、産業化が困難だ。研究チームが開発した同技術は、プラズマの材料に対するスピーディかつ均等な加熱の問題を解消した。生成されたグラフェンの平面サイズは50−300ナノメートルで、層は2−5層。優れた結晶体構造と特大の比表面積を持ち、均等性が高い。生成方法及び設備はシンプルで、合成を終えれば還元する必要がない。また基礎材料、触媒、溶液または酸を必要とせず、収率が高く、エネルギー消費量が少なく、コストが低く、低コストの大規模連続生産を実現できる見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年12月20日
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