中国科学院院長で有名化学者・ナノテク専門家の白春礼院士は17日、中国は世界のナノ科学及び技術進歩の重要な貢献者、世界のナノテク研究開発の先頭集団の一員になっていると述べた。中国新聞網が伝えた。
中国国家ナノ科学技術指導協調委員会が主催し、国家ナノ科学センターが実施する第8回中国国際ナノ科学技術会議が同日、北京で開催された。今大会の議長である白氏は開幕式の挨拶で、上述のように発言した。
白氏は、「中国は近年、ナノテクの基礎研究と応用研究に積極的に参加してきた。一連の統計データによると、中国はすでに世界のナノ科学及び技術進歩の重要な貢献者、世界のナノテク研究開発の先頭集団の一員になっている。中国は将来的にナノテク分野の基礎研究や技術革新、成果転化をさらに統一的に推進し、ナノテクの経済・社会に対する推進的役割を十分に発揮する」と述べた。
白氏は、「世界のナノテク研究者の30年近くの共同の努力により、ナノテクは次第に学際的な、けん引型・支柱型の先端研究分野になっている。世界の科学技術革新の発展において、ますます重要な役割を果たしている」と指摘した。
中国国際ナノ科学技術会議は14年間の発展を経て、ナノテク分野の有名会議、世界ナノ分野科学技術者が学術・技術交流及び協力を行うための重要な場になっている。またナノテク企業が世界に目を向け、競争の実力を示し、新興市場を開発するための競争の場でもある。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月19日
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