2019年もあと残すところ10日ちょっと。1年の計画を早々と達成した人がいる一方で、目標達成に向けてラストスパートをかけている人もいる。また、計画をほぼ実行できず、時間が一刻一刻と過ぎていくのを呆然と見つめるだけの人もいる。皆さんは、計画通りに年間計画を達成できただろうか?中国青年報が伝えた。
中国青年新聞社社会調査センターと問巻網は先週、2076人を対象としたアンケート調査を実施した。この結果、「今年の計画の達成度は50%未満」と答えた人は37.6%、「100%達成した」は6.0%だった。また、「2019年の時間の使い方は、満足できるものだった」とした人は65.0%に上った。
「今年の時間の使い方に満足」の回答が65.0%
北京のある国の機関で働く劉燕燕さんは、「2019年の最大の目標は、10キロ減量して、2017年当時の体重に戻すことだった。最初は、この減量計画を3ヶ月以内に達成しようと目論んだが、実現できずに、計画を半年間延長した。2019年がもうすぐ終わるという今、私はようやく2.5キロ痩せただけ。計画どおり達成するのは、想像するほど簡単ではなかった」とため息交じりに話した。
中国人民大学で学ぶ朱玲さんは、「年頭に立てたさまざまな計画は、ほとんど達成できなかった。唯一、計画通りに続けてきたのは、IELTS(英語検定の一つ)受験を目指して毎日1時間英語を勉強することだった。自己コントロール力に欠けているので、すぐに周囲の人々や物事の影響を受けてしまった」と率直に述べた。
回答者のうち、「今年の年間計画達成度は5割未満だった」と答えた人は37.6%に上った。「ほぼ達成できた」は34.0%、「年末までに達成できる見込み」は22.4%、「すでに達成した」は6.0%に、それぞれ達した。
山西省太原市で塾の講師を務める徐志さんは、「2019年は、自分にとって大変充実した1年だった。計画通りにオンライン・カリキュラムを開設し、講義の資料を集中して整理し、カリキュラム体系を明確化し、毎週末の夜は、オンライン授業を行った。また、週に3回運動することを習慣化したことで、メンタルの状態はより良くなった。それだけでなく時間を取って家族と一緒に旅行にも出かけた」と話した。
自分自身の2019年の時間活用状況について尋ねたところ、「満足している」と答えた人は65.0%に達し、このうち「非常に満足している」は7.3%。一方、「正直なところ満足していない」は35.0%だった。交流分析によると、「80後(1980年代生まれ)」は、自分の時間活用に対する満足度が最も高く(68.8%)、「00後(2000年以降生まれ)」は最も低く(46.8%)だった。