華為(ファーウェイ)の欧州連合(EU)駐在機関の首席代表を務める劉康氏は、現地時間の4日夜にベルギー・ブリュッセルで行われたファーウェイ新春レセプションの席で、「ファーウェイは目下、5G設備・製品を製造する工場の建設に向けて、欧州で立地の選定を進めている」と明かした。新華社が伝えた。
劉氏は、「スウェーデンで投資して研究開発センターを建設して以来、ファーウェイには欧州で20年の歴史がある。将来は、欧州により緊密に溶け込みたいと考えており、欧州に生産拠点を建設することをすでに決定しており、欧州市場に投入する5G設備・製品の製造を目指す。目下、工場立地の選定を進めており、いくつかの候補地が上がっている」と述べた。
英国政府と欧州委員会はこのほど、5G建設に関する政策文書をそれぞれ発表した。現地のメディアと専門家の間では、「こうした政策文書は実質的にはファーウェイが引き続いて現地の5G建設に参加するための『ゴーサイン』だ」との見方が一般的だ。ファーウェイは英国とEUの政策的立場に対し、それぞれ歓迎の意を表している。これらの政策文書にはいくつかの制限条項はあるものの、米国による欧州各国に圧力をかけてファーウェイの5G設備・製品を排除させようとする試みが頓挫したことを示している。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年2月6日
今日2月4日は「立春」
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