武漢協和病院と武漢科技大学付属天佑医院にこのほど、5Gスマート医療用ロボット2台が投入され、医療従事者をサポートして診療のガイド、消毒、衛生管理、薬の配達などを行い、入院ゾーンにおける交差感染を減らし、入院ゾーンの隔離・管理・コントロールの水準を高めることになる。新華社が伝えた。
中国移動通信集団湖北有限公司の関係責任者は、「今回現場に投入された5Gスマート医療用ロボット2台は、サービス用ロボットと消毒・衛生管理ロボットだ。中国移動が(クラウドスマートロボットを手がける)達闥科技と提携して2軒の病院に寄贈した。消毒ロボットは感染ゾーンで医薬品を配達したり、消毒液を適宜散布して床面を消毒・掃除したりする。消毒液のタンクを搭載した5Gスマート医療用ロボットは、決められたルートの消毒・衛生管理を行うことができ、衛生管理の過程で無人操作を実現した」と述べた。
今回ロボットが投入された両病院は、新型コロナウィルスの感染による肺炎の患者を収容・治療する指定医療機関で、院内の診療ガイドカウンターは訪れる人が最も多く、最も混み合った場所になっている。5Gスマート医療用ロボットは病院のロビーで診療のガイドを行い、予防の知識を伝えることができ、カウンターのスタッフの負担を軽減し、人が動くことによる交差感染のリスクを減少させる。
新型コロナウィルス肺炎に立ち向かう中で、中国移動は5Gに基づくさまざまな応用を急ピッチで実施し始めた。5Gサーマルイメージ体温測定システム、5G仮想現実(VR)感染遠隔診療の開通、「雷と火のダブル神山医院」での5G高精細リアルタイムライブ中継などがすでに実施されている。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年2月7日
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