北京の新型コロナウイルス感染対策指導グループは16日午後、第43回会議を開き、海外からの新型コロナウイルスの輸入症例リスクが高まっており、水際対策における見落としやミスは許されないと指摘した。北京日報が報じた。
会議では、北京に到着する国際便の管理を強化しなければならず、国際便の乗客に対しては搭乗前に厳格な体温測定を行い、症状がある旅客は搭乗させないことを徹底するとした。また、虚偽の報告をしたり、症状を隠したりした人には法的処罰が与えられた上で、その信用システムにも記録が記載される。北京に到着するビジネスジェットの管理も厳格に行うほか、安全・防疫を宣伝する動画を製作し、国際便で放映し、旅客に注意を促していくとした。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年3月17日