コロナ拡大後、絵文字「合わせた手」の使用量が急増、トップは不変

人民網日本語版 2020年05月14日14:53

ソース・Unsplash

新型コロナウイルス感染拡大で人々の生活や交流スタイルに変化が生じているだけでなく、使用する絵文字にも変化が表れている。絵文字情報サイトのEmojipediaが行った追跡調査の結果、「合わせた手」や「マスク顔」、「ウイルス」、「石けん」といった絵文字の使用量がこのところ大幅に増えている。中国日報が伝えた。

現在、この信じがたい災禍の中にある人々の希望と恐怖を最も体現できるのは、おそらく「合わせた手」だろう。

この絵文字は「祈りの手」と呼ばれることもある。ツイッター上で、「祈りの手」の絵文字はこれまでのどんな時よりも頻繁に使われている。ネットユーザーはこの絵文字で第一線で働くスタッフに感謝し、愛する人の無事を祈り、スーパーの商品棚にトイレットペーパーがあった時には感激の気持ちを表現している。

今年4月、その使用頻度はEmojipediaが昨年8月に分析した時より25%増えた。使用量が激増したことで、「合わせた手」は4月に最も人気だった絵文字ランキングで8位に入り、新型コロナウイルス感染拡大を前にした人々の気持ちを表現している絵文字の地位を確立した。

しかし、変わらないものもあった。Emojipediaによると、最も人気のあった絵文字は依然として「笑い泣き」で、この絵文字はオックスフォード英語辞典の2015年「ワード・オブ・ザ・イヤー」に選ばれていた。(編集AK)

Emojipedia調査による新型コロナウイルス関連の絵文字と使用率

「人民網日本語版」2020年5月14日

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