教育部は14日、「2019年全国教育経費執行状況統計速報」を発表した。統計データによると、2019年、全国の教育経費投入総額は、前年比8.74%増の5兆175億元(1元は約15.1円)に達し、初めて5兆元の大台を突破した。中央テレビニュースが報じた。
また、国家財政教育経費は、同8.25%増の4兆49億元に達した。
この5兆元は、決して小さな額ではない。これらの経費は一体どこに使われているのだろうか?統計速報によると、2019年、全国の教育段階別教育経費投入総額は、就学前教育が4099億元(前年比11.63%増)、義務教育が2兆2780億元(同9.12%増)、高校教育が7730億元(同7.53%増)、高等教育機関教育が1兆3464億元(同11.99%増)となっている。
2019年、全国の教育段階別各教育機関における学生経費総支出額は前年比で軒並み増加しており、その増加率はそれぞれ幼稚園11.33%、小学校5.92%、一般中学5.63%、一般高校8.10%、中等職業学校7.36%、一般高等教育機関6.60%だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年6月15日