これまで、オフラインのレッスンを中心にしてきたほとんど学習機関は、オンラインレッスンへの移行には消極的な姿勢を示してきた。英語のオフラインレッスンのスタイルは、簡単にオンライン移行できるものではなく、多くの人材や技術、資金を投じる必要があるからだ。
ディズニー・イングリッシュが対象としてきた2歳から12歳までの子供は、おとなしく、しかも積極的に学ぶ能力をまだ身に着けておらず、そのような小さな子供たちの興味を引き、学習の目標を達成するためには、ゲームを取り入れたレッスンなど、バラエティに富んだレッスン内容を計画する必要がある。
そのため、ディズニーグループという後ろ盾があるディズニー・イングリッシュであっても、新型コロナ流行期間中にオンラインレッスンを提供するのは至難の業で、10年以上かけて中国市場を耕してきたにもかかわらず、撤退という道を選ぶことを余儀なくされてしまった。

各学校が登校再開を安定して進め、教育業界に希望の光が差し込んできた矢先に、北京で再び新型コロナ感染が起きてしまった。そして、今月17日から、北京市の小中高校の全ての学年は再び登校を中止し、校外学習機関のオフライン授業や集団活動の再開も延期された。北京市教育委員会も、「次の学期には、オフライン・オンライン両方の授業ができるよう準備をしておくように」と明確な指示を出している。そのため、営業再開の希望の光が見えかけていたオフライン学習機関は、少なくとも1年は休業しなければならないのではと予想するようになっている。
大きな資金力を誇るディズニーグループが、今回「返金」に応じたというのは、新型コロナ流行を背景に経営難に陥っている企業が多いことを考えると、かなり「良心的」な対応と言えるかもしれないが、それ以外の校外学習機関にまだ席を置いている保護者や子供たちがどのような対応をうけることになるのかは、何とも言えないのが現状だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年6月24日
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