山東省海域で透明度の高い「白い石油」を採掘

人民網日本語版 2020年06月22日14:54

勝利海洋油田「埕北斜394井」から、このほど驚くべきニュースが伝わった。科技日報が伝えた。

この油田で採掘された透明度の高い「白い石油」により、渤海湾南岸の山東省海域に人々の視線が集まっている。

埕北斜394井で見つかったのは黒くドロドロした一般的な石油ではなく、白くて透明度の高い含水量ゼロの高純度コンデンセートだった。

コンデンセートはガス田もしくは油田で天然ガスの凝縮分離により生じる液相成分で、「天然のガソリン」と呼ばれる。直接燃料に用いることができ、精油工業の高品質原材料でもあり、通常は黄褐色をしている。この透明度の高いコンデンセートは中国石化勝利海上油田で初めて採掘された。同井は6月11日に自動噴出で生産が始まった。1日あたりの生産量は石油が42トン、天然ガスが3万5000立方メートル。採掘されたコンデンセートは白く、透明度が高い。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年6月22日

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