中国人民銀行(中央銀行)は4日、金利入札方式によって1200億元(1元は15.7円)のリバースレポを実施した。同日には1200億元のリバースレポが期限を迎えるため、実際の供給量はゼロになる。新華社が伝えた。
人民銀行の公告によると、銀行システムの流動性の合理的なゆとりを維持するために、同日に1200億元のリバースレポを実施し、期間は7日間、金利は2.2%で、前回から据え置いたという。
同日のインターバンク市場では期間によって金利は上昇したものも低下したものもあった。同日発表の上海銀行間取引金利(Shibor)は、翌日物金利(オーバーナイトレート)が1.449%で前取引日比41.9ベーシスポイント(bp)低下、7日物金利は2.092%で同8.8bp低下、14日物金利は2.115%で同9.9bp低下した。1年物金利は3.194%で、同0.2bp上昇した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年11月5日