中国医薬集団(シノファーム)中国生物北京生物制品研究所が製造する新型コロナウイルス不活化ワクチンは最近、3歳から17歳までの緊急使用が承認された。それを受けて、雲南省の紅河哈尼(ハニ)族彝(イ)族自治州や羅平県、文山市、安寧市などでは、このほど12歳から17歳を対象にした接種を始めることを相次いで発表した。中国新聞網が報じた。
紅河ハニ族イ族自治州では15歳から17歳を対象にしたワクチン接種がまもなく始まる。
羅平県は16日から、対象範囲の学生を対象にしたワクチン接種を始めた。8月末までに15歳から17歳の2回の接種を完了させ、9月末までに12歳から14歳の2回の接種を完了させる計画だ。
文山市は今月中に、15歳から17歳の接種を完了させ、8月には12歳から14歳の接種に移行する計画だ。
昆明市盤竜区は15歳から17歳を対象にしたワクチン接種を始める。15歳以上の接種条件を満たす人は1回目、2回目の接種を受けることができる。
安寧市衛生健康局によると、同市では8月25日までに15歳から17歳の2回目の接種、9月10日までに12歳から14歳の2回目の接種が完了する計画。そして、9月末までに、12歳から17歳までを対象にした、補充の接種を完了させたい考えだ。
その他、楚雄市、南華県なども15歳から17歳のワクチン接種をすでに始めている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年7月20日