東京五輪カヌースプリント決勝初日の3日、競技の合間に3艘のドラゴンボートが海の森水上競技場に登場した。この日のパフォーマンスの時間は短かったが、会場で美しいシーンが展開された。新華社が伝えた。
国際オリンピック委員会(IOC)、国際カヌー連盟、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(TOCOG)が協議した結果、ドラゴンボートは東京五輪のパフォーマンス・プログラムに採用された。
ドラゴンボート・パフォーマンスチームのリーダーを務めた楊光氏は、「ドラゴンボートは中国伝統の水上スポーツであり、今や世界中に広く普及している。国際カヌー連盟はドラゴンボートのオリンピック種目採用を全力で推進しており、中国カヌー協会はドラゴンボートの発展とさらなる国際的な普及に尽力している。そのような努力が実を結び、1日も早くオリンピックの正式種目に採用され、中国文化がより広まり、中国のストーリーが伝えられることを切に願っている」とコメントした。
ドラゴンボートは、5日と7日にも、海の森水上競技場でパフォーマンスを行うという。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年8月5日