
2021年7月11日、上海で開催された2021年世界AI大会の会場で、上海傅利葉智能科技有限公司のスタッフがリハビリロボットを紹介する様子。(写真提供は浦東新区の公式微博<ウェイボー>)
浦東にはすでに重点企業研究開発機関と外資系研究開発センターが966ヶ所集まり、年内に1千ヶ所を突破する見込みだ。いずれも数年のうちに急成長し、個別の分野で爆発的増加を実現するとみられる。今年はこのほかに中国内外の大企業22社の開放イノベーションセンターの準備も進められている。
浦東はイノベーションをめぐる環境のさらなる最適化も進めており、知的財産権保護の意識がますます高まっている。17年には特許、商標登録、版権の管理・保護を集中的に担う中国(浦東)知的財産権保護センターが発足し、それから4年で、企業のべ1万社以上から問い合わせがあり、登録申請したマーケットエンティティは977社に達した。
腫瘍のシーケンス技術を携えて海外留学から帰国したポストドクターの王維鋒さんとその起業チームは、開発した医療機器製品がわずか70日間で承認された。同知財権保護センターは「イノベーション医療機器特別審査認可プロセス」を通じて、企業に特許事前審査サービスを提供し、製品の発売に向けた重要ルートを構築した。王さんは、「これは本当に企業密着型のサービスだ。企業の発明や技術革新を保護するだけでなく、私たちが国際市場の競争で先手を打てるようにもしてくれた」と指摘した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年8月17日
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