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舞踊詩劇「只此青緑」が8月20-22日に北京国家大劇院で上演

人民網日本語版 2021年08月18日16:22
舞踊詩劇「只此青緑」が8月20-22日に北京国家大劇院で上演

中国10大名画の一つ「千里江山図」を舞踊で表現する「只此青緑」第1回上演が今月20-22日に北京国家大劇院で行われる。舞踊詩劇「只此青緑」は周莉亜氏と韓真氏が演出を手がけ、故宮博物院、中国東方演芸集団有限公司、人民網股份有限公司が製作、域上和美文化発展有限公司が共同製作する。

8月18日午後、第1回上演記者会見が人民網で開催され、同作品のポスターと劇中写真が公開された。

政治や経済、文学、芸術が発展していた北宋(960-1127年)時代の画家・王希孟が描いた「千里江山図」は、今も衰えることのない魅力を放っている。「只此青緑」は、現代の人々が受け入れやすい視点から、中国の優れた伝統文化を遡っていく。劇中に登場する現代の故宮の研究員が案内役となって伝統文化を紐解き、観客をミステリアスな色彩に富む中国伝統美学の世界へといざなっていく。

同作品は、現代と過去が交錯するスタイルの物語。舞台は約1000年前の少年画家・王希孟が「千里江山図」を間もなく完成させるという時にタイムスリップする。現代の故宮の研究員は、「千里江山図」の研究に没頭しているうちに、王希孟の心に入り込むことになり、彼が心血を注いで「千里江山図」を仕上げる貴重な時間を共にする。そして、ほとんど記録のないこの「天才少年」と心を通じ合わせ、唯一無二の「千里江山図」が生み出されるうえでの偶然と必然に迫り、現代の人々がなぜ今もなおこの古代文化財を愛してやまないのかを読み解いていく。

18日の記者会見では、「只此青緑」の第1期巡演が今年9月から始まり、18都市で50回以上上演されることも発表された。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年8月18日

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