広州と深センを結ぶ「広深都市間鉄道」、広州と珠海を結ぶ「広珠都市間鉄道」、珠海市内と珠海金湾空港を結ぶ「珠機都市間鉄道」は今月18日から、「回数乗車券」と「定期乗車券」の発売を開始した。これにより、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)内を走る都市間鉄道3線を利用した7都市の行き来が一層便利になる。旅客は「回数乗車券」または「定期乗車券」を購入すると、スマホで座席を予約したり、空席状況をチェックしたりでき、駅では身分証明書をかざすだけで改札口を通過して乗車することができる。中央テレビニュースが報じた。
「回数乗車券」とは、有効期間内であれば、特定の区間内を定められた回数乗車できる乗車券だ。「広深都市間鉄道」、「広珠都市間鉄道」、「珠機都市間鉄道」では、20回の回数乗車券を購入すると、90日を期限に特定の区間を20回利用できる。
一方、定期乗車券とは、有効期間内であれば、特定の区間内で、指定のランクの席に、定められた回数乗車することのできる乗車券だ。「広深都市間鉄道」、「広珠都市間鉄道」、「珠機都市間鉄道」では、30日を期限に最多60回、特定の区間を往復することができる。
「広深都市間鉄道」、「広珠都市間鉄道」、「珠機都市間鉄道」は、広州、深セン、珠海、仏山、東莞、中山、江門の7都市をカバーしている。旅客は中国鉄道旅客サービスサイト「12306」またはアプリ「12306」で、実名制で「回数乗車券」または「定期乗車券」を購入できる。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月18日