中国初の紀律検査監察学科が内モンゴル大学に新設へ

中国教育部(省)はこのほど、2021年度普通高等学校学部学科の届出と審査結果を発表した。内蒙古(内モンゴル)大学が申請した紀律検査監察学科の新設が認可され、これにより内モンゴル大学は、中国で初めて同学科を設置する高等教育機関となった。広州日報が報じた。

同校の紀律検査監察学科は、専門的な法学の基礎知識を熟知しているほか、紀律検査監察の理論、知識、実践能力も兼ね備え、紀律検査監察事業に忠誠を尽くし、法治意識と責任感を備え、才徳兼備で、高い教養を身につけた複合型、職業型、イノベーション型専門人材を育成し、新時代の紀律検査監察事業の全面的な推進に、有力な人材とインテリジェンスの保障を提供することを目標としている。

内モンゴル大学は、紀律検査監察学科の建設を、第14次五カ年計画（2021‐25年）期間中の重点建設プロジェクトに組み込んでおり、自治区の紀律検査委員会・監察委員会と共に、共同人材育成メカニズムを構築し、監察官育成学院を設立し、学科論証、カリキュラム設置、教員チームといった多方面で、開設に向けた準備を進めることになっている。（編集KN）

「人民網日本語版」2022年2月28日