第12回北京国際映画祭が8月13日から20日にかけて開催へ

人民網日本語版 2022年08月01日15:04

中国国家電影(映画)局の指導の下、中央広播電視総台と北京市人民政府が主催し、北京市電影局と北京市広播電視局、北京広播電視台、北京市懐柔区人民政府、北京控股集団有限公司が共催する第12回北京国際映画祭が8月13日から20日まで北京で開催される。今回の映画祭組織委員会は7月28日に記者会見を開き、「同心·篤行」がテーマであることを発表した。

天壇賞の応募総数は昨年比63%増に

コンペティション部門の天壇賞には今年、世界から前年比63%増の1450作品の募集があった。うち、1193作品は海外88ヶ国・地域からの応募で、テーマは豊富で、傑作が集まっている。その中から、最終的に、トルコ、ポーランド、ドイツ、デンマークの合作映画「Anadolu Leopari」、米国の「Call Jane」、タイの「Fast and Feel Love」、フランスの「À plein temps」、中国の「海的尽頭是草原( In Search of Lost Time)」、インドの「Jai Bhim」、中国の「回西藏」、中国の「追月」、インドの「Sardar Udham」、中国の「媽媽!(Song of Spring)」、フィンランドの「 A Blind Man Who Did Not Want to See Titanic」、ドイツ、イラク、カタールの合作映画「The Exam」、フランスの「The Family」、スペインの「The Good Boss」、スイスの「Unrest」、 ボリビア、ウルグアイ、フランスの合作映画「Utama」の16作品がノミネートされた。

北京国際映画祭と香港国際映画祭の提携協議発表へ

今回の北京国際映画祭では、「天壇賞」アワード、開幕式、レッドカーペットセレモニー、北京公開上映、北京企画·テーマフォーラム、北京フィルムマーケット、映画カーニバル、大学生映画祭、閉幕式・表彰式の「映画+」9大メインパネルが設置されているほか、今年も愛奇芸(iQIYI)と提携してオンラインで2週間の「クラウド北京国際映画祭」が開催される。

その他、今年は香港特別行政区祖国復帰25周年を迎えたことを受け、北京国際映画祭は、香港国際映画祭と一歩踏み込んで連携し、開幕式で、両地の青年映画人の育成、交流を強化するための提携協議が発表される計画だ。両地の映画人は、北京国際映画祭と香港映画祭の提携がウィンウィンとなることへの確信と決意を表現し、中国映画の質の高い発展を促進する。

十二支のストップモーション・アニメーションショート動画が公開

7月28日の発表会ではCMG「拍得漫工作室」が製作した十二支のストップモーション・アニメーションショート動画が公開された。動画を見ると、十二支のキャラクターがポップコーンが盛られたお皿を手に、胡同(伝統的な民家が建ち並ぶ細い路地)に座って、手回し映写機で映画が上映されるのを待っており、中国テイストに溢れ、懐かしい子供の頃の思い出を蘇らせる人も多いに違いない。中国の伝統工芸である粘土細工で作られた十二支のキャラクターが、世界中の人を映画祭に招待している。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年8月1日

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