中国は民用ドローンの世界で最も重要な生産基地だ。データを見ると、2021年には全国のドローン企業は1万2千社を超え、ドローン産業の総売上高は870億元(1元は約20.4円)に達した。このうち深セン市の企業は約1500社あり、売上高は600億元に迫った。中国は産業用ドローンで世界市場に占めるシェアが約55%、一般用ドローンでは74%に達した。
業界関係者は、「ここ2年間は非接触配送、スマート化の応用などのニーズが広がり、ドローン産業は年平均30%前後の高度成長を維持した。2022年には中国ドローン産業の売上高は1千億元を突破する見込みだ。ドローンはこれからますます多くの産業と結びついて、大規模な応用を実現するとともに、コストが大幅に低下するだろう」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年9月22日