工業・情報化部(省)、科学技術部(省)、江蘇省政府がこのほど共同で、「デジタル新経済 モノのインターネット(IoT)新時代」をテーマとする2018年世界IoT博覧会を、このほど同省無錫市で開催した。発表された「2017〜2018年中国IoT発展年度報告」によれば、17年以降、中国のIoT市場は実質的な発展段階に突入した。通年の市場規模は1兆元(1元は約16.3円)を突破し、複合年間成長率は25%を超え、このうちIoTクラウドプラットフォームが競争の中核的分野となっている。21年の中国のIoTクラウド支出は世界一になることが予想されるという。
業界を細分化してみると、IoTは交通、物流、環境保護、医療、セキュリティ、電力などの分野で徐々に大規模な検証が行われるようになり、スマートシティ、IIoT(産業用IoT)、IoV(自動車のインターネット)、スマートホームが細分化された市場の中で4大主流市場となっている。チップ、スマート認証、センサー、ブロックチェーン、エッジコンピューティングなどのIoT関連の新技術が進化し続け、IoTの応用製品のよりスマートで、便利で、低消費パワーで、小型化の方向への発展が加速している。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年9月18日
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