2022年8月11日、中国地理情報産業会議、第1回中国地理情報ハイテク成果展の「華測」航空機搭載ライダーシステム。(撮影・袁兵)
現在、中国の地理情報テクノロジーは急速に発展している。それにより、地理情報産業はすでにスマートシティ、デジタル政府、衛生・防疫、スマートライフなどのデジタル分野と高度に融合し、デジタル経済の最も目立つ中核産業の一つになっている。人民日報が伝えた。
中国の地理情報分野でレベルが最高で、規模と影響力が最大の会議としての中国地理情報産業会議2022がこのほど、安徽省合肥市で開催された。同会議で発表された最新データによると、21年の中国の地理情報産業の生産高は前年比9.2%増の7524億元(1元は約20.4円)だった。中国の地理情報産業の総生産高の過去5年近くの複合年間成長率は11.5%で、過去10年近くの複合年間成長率は17.5%。地理情報産業の規模が持続的に拡大し、イノベーションの成果が豊富で、発展の高い強靭性を示している。
2019年6月15日、浙江省湖州市徳清県地理情報タウンで、体験者を乗せ、自動運転テスト道路を走る5G自動運転路線バス。(撮影・謝尚国)
地理情報産業従事機関数が持続的に増加し、雇用効果がより顕著になっている。21年末現在の中国の地理情報産業従事機関数は同18.5%増の16万4000以上で、従業員数は同18.5%増の398万人以上。
科学技術部(省)の部長を務めた中国科学院院士の徐冠華氏は、「基礎測量、衛星リモートセンシング及び重要プロジェクトが長年にわたり大量の地理情報データを蓄積した。これらのデータをいかに活用するかは今後の発展において最も重要だ。これらのデータと国の需要をしっかり結びつけることが、業界の発展加速の戦略的チャンスだ」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年10月13日