工業・情報化部(省)及び国家インターネット情報弁公室など16当局は共同で通達した「データセキュリティ産業の発展促進に関する指導意見」の中で、「2025年に中国のデータセキュリティ産業規模を1500億元(1元は約19.1円)以上に、複合年間成長率を30%以上にする。5つの省・部級以上のデータセキュリティ重点実験室を設立し、複数のデータセキュリティ重点技術・製品の研究開発に取り組み、データセキュリティ産業の基礎力と総合力を大幅に高める」と打ち出した。人民日報が伝えた。
データセキュリティ産業は、データが持続的に効果的な保護、合法的な利用、秩序ある流動の状態にあるのを保障するために技術、製品、サービスを提供する新興業態だ。データセキュリティ産業の質の高い発展の推進は、各業界・各分野のデータセキュリティ保障能力を高め、データ要素市場の育成と価値の引き出しを加速し、デジタル中国の建設とデジタル経済発展の基礎を固めるのに役立つ。
同「意見」によると、今後は複数の省・部級以上のデータセキュリティ重点実験室を建設・認定し、技術の研究開発を行い、成果の実用化を推進する。同時に重点業界・分野の特色ある需要に向けた精緻化・専門化のデータセキュリティ製品を発展させ、中小企業に適したソリューションとツールボックスを開発し、カスタマイズ・簡易化された個人データセキュリティ保護製品の発展を支援する。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年1月16日