春節連休中、多くのウインタースポーツ愛好家がマイカーで河北省張家口市崇礼区のスキー場を訪れ、ウインタースポーツの楽しさを体験した。そこへ行くためには、延崇(北京延慶~張家口崇礼)高速道路は必ず通らなければならない道だった。この高速道路は多くの山を越え、トンネルが多く、うち河北区間のトンネルが占める割合が35.1%で、7本の非常に長いトンネルがある。その安全はいかに保障されるのだろうか。人民日報が伝えた。
金家荘トンネルに入り上を見ると、幅が約1メートルの赤いロボットが頂部のレールに沿い自動的に移動し、トンネルの各所を点検していることが分かる。
河北高速集団延崇高速道路トンネル監視作業員の崔耀丹氏は、「ロボットは路上の異物を識別できる上、リアルタイムでトンネル内の出火ポイントと、トンネル内の酸素及び有毒・有害ガスの濃度をモニタリングできる」と説明した。
河北高速集団はトンネルの安全を保障するため、延崇高速道路河北区間で全方位動画監視設備とスマート点検ロボットを応用し、点検の効率を上げている。同時に専門の点検作業員を交代制で、24時間連続で勤務に当たらせている。点検作業員は1人1日当たり20キロメートル以上歩く。点検作業員の李亜軍氏は、「通常は午前と午後に1回ずつだが、春節連休中はさらに夜間の点検を追加した」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年2月6日