携帯電話、タブレット、ノートPC、各種ウェアラブルデバイスなど、スマート電子製品の普及と応用シーンの持続的な拡大に伴い、市場のフラットパネルディスプレイ技術への要求が徐々に高まり、折りたたむことができ装着しやすいフレキシブルディスプレイが新たなトレンドになっている。何度も折りたたむことができ、自動で収縮し、「波状」もしくは「円柱状」に曲がる……広州国顕(維信諾visionox)が作ったフレキシブルガラスディスプレイは、これらの難しい形状変更を楽に行える。人民網が伝えた。
同社の責任者によると、フレキシブルディスプレイは家電や家具など身近にある多くの商品を携帯可能なものにすることができる。
同責任者は、「フレキシブルディスプレイはスマートフォンの従来の形状を打破し、フラットパネルと長方形のデザインになっている。そのため、デザイナーの設計の自由度が高まった」と説明。さらに「このタイプのディスプレイはバッテリーの負担を軽減し、その耐用年数を延ばせるとともに、寒さにも強い」と付け加えた。
維信諾は栄耀、Oppo、小米、Vivo、モトローラなどのスマホメーカーにとって最も重要なフレキシブルディスプレイサプライヤーの一つだ。
技術を自らの手中に収めて初めて市場の競争に十分に対応できる。同社の関係責任者は、「当社は今年1月現在で1万2500件の特許を保有しており、フレキシブルディスプレイの国際標準化に中国企業として初めて参加した」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年2月23日