中国文化・観光部(省)の試算によると、2023年の清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)の休日には、中国全土の国内観光客数が前年の清明節当日に比べて22.7%増の延べ2376万6400人に達した。国内観光収入は同29.1%増の65億2千万元(1元は約19.1円)に達したとみられる。
清明節(5日)当日、多くの人が家族や友人と一緒に「春の日帰りピクニック」に出かけた。携程旅行網のデータでは、清明節の日帰り旅行商品の予約件数が前年同期の6倍以上になった。短距離旅行が人気で、レンタカーの予約も同11倍以上になった。旅行サイトの飛猪(フィリギー)のデータでは、5日に出発する旅行商品の予約件数が同7倍近くになり、そのうち日帰りの旅行商品の占める割合が50%を超えたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年4月6日