中国当局が最新の正しいマスクの着用ガイドラインを発表 新型コロナ対策

人民網日本語版 2023年04月14日09:44

新型コロナウイルスの感染予防のためには、正しくマスクを着用することが大切だ。どのような場合とシーンでマスクを着用しなければならないのか、マスク着用を推奨するかしないかなどについて、中国国務院共同対策メカニズム・新型コロナウイルス対策グループは今月12日に「新型コロナウイルス感染予防のためのマスクの着用ガイドライン(2023年4月版)」を発表した。これはマスク着用における政府公認のガイドラインとなっている。新華網が報じた。

中国では現在、対策が功を奏して、新型コロナウイルス感染拡大は落ち着いた状態となっている。しかし、世界では依然として感染が拡大しており、ウイルスの変異も続いているため、中国における再拡大のリスクが依然として存在している。

着用ガイドラインによると、マスクを着用すべき場合とシーンは、▽感染拡大のリスクが存在している場合▽感染リスクの高い場合▽ウイルスの流入を確実に防止する必要のある重点機関と各シーンの主に3つとなっている。

一部の人が注目しているウイルスの流入を確実に防止する必要のある重点機関について、ガイドラインは、「部外者が高齢者施設や社会福祉施設といった重症化リスクの高い人がたくさんいる場所に入る際には、マスクを着用する必要がある」としている。また、「高齢者施設や社会福祉施設、託児施設、学校、校外トレーニング機関といった重点機関で、医療、飲食、清掃、警備などに携わっているエッセンシャルワーカーは、勤務中、常にマスクを着用し、関連の重点機関にウイルスが流入するのを防がなければならない」としている。

また屋外の広場や公園といった室外の場所、運動を含む、感染リスクが比較的低く、感染リスクが効果的に抑制されており、マスクを着用すると仕事や生活、学習に一定の影響を及ぼす可能性のある場合とシーンでは、マスクを着用しなくても良いとしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年4月14日

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