中国科学院によると、中国科学院力学研究所がリード役を務め、北京中科宇航技術有限公司が開発に参加したキャリアロケット「力箭1号遥2」が7日午後0時10分、酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。26基の衛星同時打ち上げの形により今回の打ち上げ任務が無事成功した。人民網が伝えた。
「力箭1号遥2」による26基の同時打ち上げ成功は中国の同時打ち上げの最多記録を更新した。「力箭1号」は中国現在の最大の固体燃料キャリアロケットで、離陸重量は135トン、離陸推力は200トン、全長は30メートル、コア機体の直径は2.65メートル、高度500キロメートルの太陽同期軌道の積載能力は1500キログラム。「力箭1号」は2022年7月27日に初の飛行任務に無事成功し、6件の重要技術及び13件の中国初使用技術のブレイクスルーを達成し、中国の固体燃料キャリアロケットの打ち上げ能力の幅を広げており、中国のキャリアロケット分野の技術変革に重要な貢献をした。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年6月8日