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激太りキアヌ、元のイケメン姿で北京に現れる

 最近激太りで顎の輪郭まで消えてしまったと伝えられたハリウッド人気スターのキアヌ・リーヴスが20日、北京で行われた記者会見の会場に姿を現した。キアヌは以前と全く変わらないイケメンぶりで、完璧なスタイルを保っており、先日出回った「激太り」写真とはまるで別人だった。「中新網」が伝えた。

 キアヌは同日、主演の陳虎(チェン・フー)と共に太極拳を披露したほか、舞台に上がるなり手を振って「ニーハオ」とあいさつし、非常に機嫌よく中国語を披露。ゲストとして出席した中国のIT実業家、周鴻◆から中国語で「かかってこい」と言うようにリクエストされると、嬉しそうにあまり上手とは言えない発音で「かかってこい」という中国語を披露した。

 ■初監督作について「監督になるにはまず節約を学ばなければならない」

 記者会見上で、なぜ映画を撮ろうと思ったのかと聞かれると、キアヌはしばらく考えた上で「俳優を長くやってきて、何か新しいことにチャレンジしたかった。さらに重要だったのは陳虎との友情だ。『マトリックス』で陳虎と一緒に映画を撮ってからすでに非常に長い時間がたっていたが、なかなか一緒に仕事をする機会がなかった。ついに耐えられなくなって自分で映画を作ろうと思った。初めて監督を務めるプレッシャーについては、自分が勇敢だったというよりも、自分はすごくラッキーだったと思う。私を手助けしてくれたすべての人に感謝している」と語った。実際、キアヌは投資面のことを非常に考える監督であり、記者会見でも「監督になるにはまず節約を学ばなければならない」というジョークを披露した。

 ■「太極拳には非常に多くの精神的なものが含まれている」

 キアヌ・リーヴスは初監督作「Man of Tai Chi」(太極侠)のストーリーについてはあまり多くを語りたがらなかったが、映画の中に含まれる「平衡」と「陰陽」といった太極の意義については口を開いた。

 「太極の陰陽道についていつ聞いたかは覚えてないが、その後確実に陳虎の影響を受けて、気功や太極拳などを練習し始めた。しかし太極はこれらの具体的なものに留まらず、直感的なイデー(表象)やさらに多くの精神的なものが含まれている」と説明した。

 太極の真髄を表現するため、主演の陳虎は会場で、「剛柔相済」(ごうじゅうそうさい、柔らかく流れるような動作の要所要所に力強く豪快な動作が伴うこと)を理想とする正統的な太極拳を披露した。茶目っ気たっぷりのキアヌも見よう見まねで太極拳の動作を真似ながら、大きな声を上げ、会場中を笑いに包んだ。その後、キアヌもまた少し恥ずかしそうに頭を下げて微笑んだ。

 北京のイベントが終了した後、キアヌはすぐさま上海国際映画祭に出席。その後製作チームを引き連れ、杭州、広州、清都、武漢、大連、北京などを周り、7月5日の全国公開に向けて「Man of Tai Chi(太極侠)」の宣伝活動を行う予定。(編集MZ)

 ◆はしめすへんに韋

 「人民網日本語版」2013年6月21日

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