2014年正月映画シーズン 12月は国産映画公開ラッシュ (8)
■「スノーピアサー」(Snowpiercer/中国題:雪国列車)(韓国映画)
監督:ポン・ジュノ
ジャンル:アクション、ファンタジー、ドラマ
主演:クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、ジェイミー・ベル、ジョン・ハート、アリソン・ピル、ユエン・ブレムナー、エド・ハリス、オクタヴィア・スペンサー
公開時期:2013年12月
セールスポイント:
「殺人の追憶」、「グエムル-漢江の怪物-」、「母なる証明」と作品ごとに、その完璧な構成力と斬新な映像で見る者を圧倒し、アジアのみならず世界中で注目を集める韓国のポン・ジュノ監督の初の英語作品。過去2年間で12月に公開された分配興行スタイルの韓国映画は1本づつある。「第7鉱区」と「ヨンガシ 変種増殖」だ。とはいっても、「スノーピアサー」の公開時期が来年にずれ込むこともありえないことではない。中国映画市場はまもなく正月映画シーズンに入るが、待機している話題作も非常に多く、「スノーピアサー」にとっては背水の陣を敷いての戦いは免れない。例えば、「ゼロ・グラビティ」と「ハンガー・ゲーム2」の公開時期はわずか1日の違いで、激しい戦いが予想される。12月の頭には、恐らく外国映画でも1、2本はヒットが生まれるかもしれないが、正月映画シーズンの只中では、外国映画は徹底的に脇役にならざるを得ない。やはり、馮小剛監督の「私人定制」や成龍の「ポリスストーリー2013」が正月映画の主役になるに違いない。