中国でお正月映画が続々封切 熾烈な競争を勝ち抜くのは? (2)
騰華涛氏は2011年の大ヒット映画「失恋33天( Love is Not Blind)」などで知られ、今回「パパ、どこ行くの?」の撮影グループと手を組んで同作品の制作に取り組んだ。
テレビ版の「パパ、どこ行くの?」シーズン1は今月27日に終了する。
1月31日、「前任攻略」
ロマンチックコメディー「前任攻略」(田羽生監督)も1月31日に封切られる。制作会社の「華誼兄弟」は12日、韓国で活躍する中国人俳優・韓庚 (ハン・ギョン)と人気女優・姚星トン(舟にさんづくり)がラブラブで婚姻届を出し、結婚式を挙げるシーンの画像を公開した。同作品では、友人の結婚式で偶然知り合った2人が、すぐに恋に落ちるものの、過去の恋人たちが2人に試練をもたらす様子を描いている。2人がその問題を解決していく過程は、爆笑シーンの連続という。
映画で初めて主役を演じる韓庚は、イケメン路線を捨てて、コメディの分野で持つ才能をいかんなく発揮している。
2月4日、青春映画「誰説我們不会愛」
俳優・杜淳や女優・穎児らが主演する青春映画「誰説我們不会愛」(劉宝賢監督)は来年2月4日に封切られる。北京の飲み屋街を舞台に、若者たちが繰り広げる恋愛を描いている。最近発表された同作品のポスターには、杜淳演じるお金持ちの息子と穎児演じる漫画家らの華やかな姿が映っており、中国の80年代生まれを代表する青春文学作家・郭敬明(クオ・ジンミン)氏が初めてメガホンを取り、今年大ヒットした「小時代」を連想させる。制作会社は、如実な要素を武器に、熾烈な競争を極めるお正月映画の中で、存在感を見せるだろう自信を見せている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年12月16日