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中国人科学者 3Dプリンタの新技術を開発

 中国科学技術大学が22日に明らかにしたところによると、同校の数学科学学院国家数学・学際科学センター(合肥)図形・幾何学計算実験室の研究チームはこのほど、3Dプリンタ技術で重要な進展を実現した。同研究チームは「経済的・節約型」の3Dプリンタ構造改良と検証に成功し、通常構造の印刷より材料を70%削減した。人民日報が伝えた。

 研究論文はこのほど、コンピュータグラフィックス(CG)界のトップクラスの学会である、米国計算機学会(ACM)コンピュータグラフィックス分科会の2013年次総会に受理され、その全文がCG界のトップクラスの学術誌である「Computer vision and image understanding」に掲載された。

 3Dプリンタ技術は三次元モデルの幾何学的設計を基礎とする先進的な製造技術だ。3Dプリンタおよび関連技術の発展に伴い、近年になり製造業・医療プロジェクト・プロトタイプ検証・個性化オーダーメイドなどに応用されている。しかし、原材料と加工原理の制限により、現在の3Dプリンタ技術には原材料費が高額、機器の使用寿命が短い、加工速度が遅いといった欠点が存在する。

 同研究チームは一年余りの取り組みにより、「枠組みに皮をかぶせる」という軽量構造の多目標改良プランを打ち出した。これは内部にできる限りシンプルな枠組みを埋め込むことで、印刷された物体が表面および各方向からの物理的ショックに耐えられるようにし、実際に印刷を行う体積を大幅に減少する技術だ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年9月23日
 

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