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白鶴酒造社長、中日両国の酒文化を語る (2)

 -----近年、日本の若者はビールやワインなどを好むようになり、日本酒の販売量は減り続けている。長い伝統を持つ日本酒は、この激しい市場競争にどのように立ち向かうのか?

 「国内で清酒が最も売れたのは40年前。当時の日本は高度成長期で、海外のアルコール飲料も日本市場にあまり出回っていなかったので、当時飲まれていたのはビールと日本酒がほとんどだった。その後日本人の海外渡航が盛んになり、世界に対する認識が深まった。ワイン、ウイスキーなど『洋酒』もその時に日本に紹介され、徐々に人々の生活に浸透していった」

 「そのころから、日本酒は激しい市場競争に巻き込まれるようになった。日本酒の販売量は激減したが、清酒を愛するファンは減っていないと感じる。近年、日本人は自国文化の強みを認識し始め、伝統回帰ブームが沸き起こりつつある。日本酒の魅力は以前とまったく変わらない。この点は日本の若者の多くにも理解してもらえると確信している」

 -----中国へ行かれたことは?中国の印象と中国の酒文化に対する考えをお聞かせください。

 「ここ数年では、北京、上海、大連に行った。中国の大都市の活力を感じた。道が広く清潔で、交通インフラも整っており、人々の生活も非常に現代化している。何より一人一人が夢や情熱を持って日々努力しているのを強烈に感じた。ショッピングモール、スーパーマーケットには新鮮な商品があふれている。皆様、欧米の商品だけでなく、日本の商品にも非常に興味を持たれており、非常に心が高ぶった。日本料理を好まれる方々も拝見した。ある日本料理店で大規模な刺身試食イベントを催したところ、好評を博した。私たちにとって、日本料理が中国で歓迎されるのは最も嬉しいこと」

 「現在、中国も海外の文化を積極的に取り入れている。飲酒文化の面では、中国の消費者は自国の白酒(バイジウ、コーリャンなどを原料とした高い度数の穀物蒸留酒)を深く愛されていると感じた。今後は皆様のテーブルにも、日本酒がより広まってゆくと信じている」。(編集HT)

 「人民網日本語版」2012年11月26日

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