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中国海警の顔に泥を塗り共感を得ようとする日比両国 (2)

 中国海警が何をしようとも、日本やフィリピンが引き続きこれを機に「中国脅威論」を大げさに宣伝することを阻止するのは困難だ。こうした国々は中国の島や礁に対する不法な侵奪・占拠の「固定化」を企み、海洋部隊を増強し続けると同時に、国際世論を誤った方向に誘導して中国に圧力をかけようともくろみ、互いに結託し、団結して、力を合わせて中国に対処することを図っている。だが、中国は自らの海洋権益維持において筋が通っていないわけではなく、ごく一部の国が大げさに宣伝したからといって、尻込みすることはない。

 中国は依然、複雑で厳しい海洋試練に直面している。中国が持続的で急速な経済発展を保つことは、海上交通路への依存と海洋経済へのニーズも増えることを意味する。中国が台頭の勢いを保つことも、相当長期間にわたり、わが国に対する外部の大国さらには小国の警戒心と防備も強まることを意味する。外部の大国および海を隔てた隣国が海洋で連携してわれわれを牽制することも増加する一方となる。こうした背景の下、わが国が「海洋強国」を実現するには、海洋の開発・利用・保護・管理・コントロール面で堅実な歩みを踏み出し続けなければならない。中国海警をしっかりと建設し、運用することは、「海洋建国」の建設と民族復興の実現において当然必要なことだ。

 このために中国は海洋の安定維持と権益維持の両手段を併用し続ける。中国海警のマークはこの点を生き生きと表現している。盾とオリーブの枝は中国海警が平和を守り、中国海域の安定と繁栄を守ることを象徴している。和平の申し出を象徴するオリーブの枝を差し出すのであれ、対戦を象徴する盾を構えるのであれ、中国の国益と地域の平和・安定・繁栄に資するかどうかを見なければならない。オリーブの枝を差し出すべき時にはオリーブの枝を差し出し、みなが対話による問題解決を望むのなら、しっかりと対話する。盾を構えるべき時には果断に盾を構え、一部の当事国が道理をわきまえずにからむのなら応戦する。

 中国の海洋権益維持目的の法執行が新たな段階に入ることで、「オリーブの枝はさらに緑色になり、盾はさらに頑丈になる」。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年7月30日

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