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日本の準空母「いずも」が進水 (2)

資料写真:日本の中国侵略海軍の旗艦「出雲」

 6日は広島への原爆投下から68周年の日でもあった。広島市は同日午前、原爆の犠牲者に哀悼の意を捧げる「原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」を開催した。松井一実市長は「平和宣言」で、原爆は非人道的兵器の極みだと強調し、核不使用共同声明に署名していない日本政府に対して、核兵器廃絶に尽力する国々との連携を強化するよう求めた。

 ■論評:廉徳瑰・上海国際問題研究院アジア太平洋研究センター副センター長

 準空母「いずも」の進水は紛れもない軍拡行為であると同時に、日本のタカ派がいわゆる帝国海軍を片時も忘れていないことの反映でもある。「出雲」は第2次大戦時の日本海軍の主力軍艦の1つで、中国侵略戦争時に中国魚雷艇の攻撃を受け、1945年に呉軍港で米軍に撃沈された。今回日本が準空母を「いずも」と命名したことから、一部の者が昔日の帝国海軍の「栄光」を片時も忘れずにいることがはっきりと見てとれる。

 「旭日旗」は第2次大戦までの日本の軍旗であり、戦後の自衛隊の隊旗でもある。戦後日本は軍国主義の象徴を徹底的に除去しなかったため、旭日旗を国旗と併用する人もいる。スポーツの試合で、一部の日本人は依然この2つの旗を振って応援をしている。だが、日本のサッカーファンが「旭日旗」を携えて韓国に来た際には阻止された。もし日本政府が国際社会の感じ方を顧みず、いわゆる「普通の国」を追い求める過程で日本の侵略戦争に対する人々の記憶をしばしば呼び起こすのなら、その国際的イメージは必ず損なわれるということが分かる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年8月7日



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