ASEAN首脳会議がプノンペンで開幕
第21回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が18日、カンボジアの首都プノンペンで開幕した。ASEAN議長国であるカンボジアのフン・セン首相が首脳会議の開幕を宣言し、式辞を述べた。フン・セン首相は「2015年までにASEAN共同体を実現することを常にASEANの最重要課題とすべきだ」と表明した。
開幕式でASEAN首脳はASEAN地域の平和と安定の維持を旨とする「平和・和解機関」を始動した。
首脳会議のテーマは「ASEAN:一つの共同体、共同体の前途」。ASEAN首脳は地域協力の深化、地域統合プロセスの推進、欧州債務危機や世界経済の回復力不足がもたらすグローバルな試練への積極的な対応などについて重点的に議論する。また、「ASEAN人権宣言」「第21回ASEAN首脳会議議長声明」など重要文書に署名する。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月19日