温家宝総理がオバマ大統領と会談
温家宝総理は20日、オバマ米大統領と会談した。 |
プノンペンでASEAN関連首脳会議に出席している温家宝総理は20日、オバマ米大統領と会談した。
温総理は「未来を展望すれば、中米は相互尊重と互恵・ウィンウィンの協力パートナーシップの構築という大きな方向性を引き続き堅持し、戦略・経済対話、人的・文化交流ハイレベル協議などの重要枠組みを確固たるものにし、発展させ、貿易・投資・金融・インフラ分野の大規模な包括的協力を通じて経済貿易関係の発展を一段と促し、重大な国際・地域問題で意思疎通と調整を維持し、強化すべきだ。特に他のアジア太平洋諸国と共に努力して、地域の平和・安定・反映を維持し、促進すべきだ」と述べた。
オバマ大統領は「米国は中国との強力な協力パートナーシップの構築に引き続き尽力する。過去4年間に米中関係は長足の進展を遂げた。今後4年間、双方は現有の基礎を踏まえて共に努力し、両国関係の積極的な発展基調を維持し、推進すべきだ。米国も同様に戦略・経済対話などの枠組みの継続と発展を希望している。双方の上層部は早急に意思疎通を行い、今後4年間の米中関係の発展に向けて具体的なロードマップを策定することができる。中国の平和的台頭、中国の成功は世界全体の安全と反映にとって極めて重要だと米国は確信している。地域の焦点となっている問題について、米国は平和的方法による解決を希望する。主権・領土係争の問題において、米国はいずれの側にもつかない」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月21日